データベース経由のCRUD操作の実現方法

Dashcombではデータベース経由のCRUD操作が簡単に実現できます。CRUD操作とはデータを操作する際の種別で、Create(作成)、Read(参照)、Update(更新)、及びDelete(削除)です。IDE画面のコンポーネントをドラッグ&ドロップして、DBデータの収集や表示、アクションの指定、通知の表示などが実現できます。

準備

  • DBレコードの作成用、参照用、更新用、及び削除用のDBクエリを作っておきます。

実現

  • CRUD操作は新規作成、参照表示(N件、1件)、参照&更新、削除機能を分けて、画面ベースの実現方法をご紹介します。


  • Create(新規作成機能)

    • DashcombのViewSectionをドラッグ&ドロップし、新規作成用の画面を作成します。

    • DashcombのInputなどをドラッグ&ドロップし、入力ボックスを作成します。

      • 引数 {{input.value}} をSQL文に埋め込みます。

    • DashcombのSelectなどをドラッグ&ドロップし、選択ボックスを作成します。

      • 引数 {{select.value}} をSQL文に埋め込みます。

    • DashcombのButtonをドラッグ&ドロップし、新規登録用ボタンを作成します。

    • Buttonアクションの「タイプ」に「クエリ実行」を選びます。

    • 「クエリ」に作成系のDBクエリを指定します。(バリデーションなどを加えるのも可能)

    • 「保存」ボタンを押すと、シンプルな新規作成機能の画面が出来上がります。


  • Read(参照表示機能 N件)

    • DashcombのViewSectionをドラッグ&ドロップし、参照表示用の画面を作成します。

    • DashcombのInputなどをドラッグ&ドロップし、検索用入力ボックスを作成します。

      • 引数 {{input.value}} をSQL文に埋め込みます。

    • DashcombのTableなどをドラッグ&ドロップし、表示リストを作成します。

      • 検索結果 {{query.data}}Tableの「ソースデータ」に埋め込みます。

    • DashcombのButtonをドラッグ&ドロップし、検索用ボタンを作成します。

    • Buttonアクションの「タイプ」に「クエリ実行」を選びます。

    • 「クエリ」に表示系のDBクエリを指定します。(バリデーションなどを加えるのも可能)

    • 「保存」ボタンを押すと、複数データの参照表示機能の画面が出来上がります。

  • Read(参照表示機能 1件)

    • Read(参照表示機能 N件)で作成されたTableのアクションに詳細表示用のボタンを追加して、アクション「タイプ」に「クエリ実行」を選びます。

    • 「クエリ」に一意制約の表示系DBクエリを指定します。

    • 「保存」ボタンを押すと、ユニークデータの参照表示機能の画面が出来上がります。



  • Update(参照&更新機能)

    • DashcombのViewSectionをドラッグ&ドロップし、参照&更新用の詳細画面を作成します。

    • DashcombのInputなどをドラッグ&ドロップし、入力ボックスを作成します。

      • 一意検索の結果 {{query.data.コラム名}} をデフォルト値に入力します。


  • Read(参照表示機能 1件)で作成された詳細表示用のボタンをクリックし、一意検索用のキーを取得して、この詳細画面に渡します。

  • DashcombのButtonをドラッグ&ドロップし、更新用ボタンを作成します。

  • Buttonアクションの「タイプ」に「クエリ実行」を選びます。

  • 「クエリ」に更新系のDBクエリを指定します。(バリデーションなどを加えるのも可能)

  • 「保存」ボタンを押すと、シンプルな参照更新機能の画面が出来上がります。


  • Delete(削除機能)

    • Read(参照表示機能 N件)で作成されたTableのアクションに削除用のボタンを追加して、アクション「タイプ」に「クエリ実行」を選びます。

    • 「クエリ」に一意制約の削除系DBクエリを指定します。

    • 「保存」ボタンを押すと、ユニークデータの削除機能の画面が出来上がります。

参照項目

最終更新