バージョン管理

Dashcombはリリース機能やバージョン管理機能を提供しています。

Dashcombでは開発者が管理画面を作成し、ユーザーがそれを利用する仕組みを取っています。開発者はIDE画面を使って、随時に管理画面を変えたり、テストをしたりすることができます。しかし、開発者の頻繁な設定変更がユーザー側の画面にも反映されてしまうと、混乱が生じてしまいます。

Dashcombは、バージョン管理機能を備えています。開発者はいくら管理画面を変えても、ユーザーに向けて新しいバージョンをリリースしない限り、ユーザー側の画面が変わることはありません。

異なるバージョンの管理画面の内容は、それぞれ独立してデータが記録されています。万が一、新規リリースしたバージョンに問題があったとしても、これまで利用していたバージョンの管理画面にすぐに戻すことができます。

もちろん、過去のバージョンから修正した最新のバージョンに切り替えることもできます。

詳細な使い方や注意点は「バージョン管理」画面にてご確認ください。

リリース前の確認事項

あたらしいバージョンをリリースするには、以下の条件を満たす必要があります。

  1. システム管理画面が作成済みであること リリースしたい機能や動作がIDE画面で作成できていることを確認してください。

  2. 進行中の業務が存在しないこと 新バージョンのリリースによってデータが破損したり、業務フローに影響が出たりしないよう、進行中の業務がある場合はリリースを行えません。完了していない承認処理がある場合は、すべての承認フローを完了させてから、リリース操作を行ってください。

  3. 全てのデータソースに、プロダクション環境用の設定が入力されていること JSON Constants およびデータソースは、ステージング用とプロダクション用に環境設定が分かれています。リリースを行うためには、プロダクション用のデータソース設定が行われていなければなりません。データソースにプロダクション用設定が追加されている場合、データソース設定画面のコンテンツタブが緑色に表示されます。

新規発行

リリースのバージョン名を1.0など任意の内容を入力します。

変更点に任意の文言を入力します。

リリースをクリックします。

リリース確認のポップアップが表示されるので確認をクリックします。

履歴管理の履歴一覧でバージョン名と変更点が確認できます。

バージョンのアップデート

バージョン名に任意の内容を入力します。

変更点に任意の文言を入力します。

リリースをクリックします。

アップデートの内容は、管理履歴の履歴一覧からバージョン名と変更点を確認できます。

過去のバージョンに復元

履歴一覧から復元したいバージョンの、「本番へ復元」をクリックします。

本番URLをクリックします。過去のバージョンに復元されていることが確認できます。 すでに開いているブラウザからは、リロードをしても復元を確認することはできません。

整合性検査

新バージョンのリリースによってデータが破損したり、業務フローに影響が出たりしないよう、進行中の業務がある場合はリリースを行えません。

完了していない承認処理がある場合は、すべての承認フローを完了させてから、リリース操作を行ってください。

承認担当者の名前が表示されているので、担当者に承認フローを完了するよう案内してください。

承認フローの運用に関しては、承認ワークフローで、データの正確性と責任の所在を確保するご参照ください。

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