折り線グラフ
折り線グラフは、データの推移を把握する際によく用いられます。
Dachcombが提供している折り線グラフコンポ―ネントは、管理画面の用途に合わせて、グラフの表現を変えるための機能を備えています。
プロパティ
折り線グラフコンポーネントには、以下のプロパティが含まれています。
共通
配置された折り線グラフグラフコンポーネントをクリックするとプロパティパネルが表示されます。
オブジェクト
折り線グラフオブジェクトの変数名です。折り線グラフをドラッグ&ドロップすると、そのオブジェクトが自動的に linegraph1
、linegraph2
... と名付けられます。
ここで設定した変数名は、構文 {{オブジェクト名.プロパティ}}
でオブジェクトを参照するために利用できます。
(例){{linegraph1.hidden}}
で linegraph1
の表示状態の真偽値を取得することができます。
利用できるオブジェクトとプロパティは、インスペクターメニュー で確認できます。
非表示
トグルスイッチをONにすると、折り線グラフが非表示になります。
データ
ソースデータ
折り線グラフの描画に用いるデータセットです。ソースデータの初期値は、以下のような配列です。
ソースデータに含まれるオブジェクトの最初のプロパティは、グラフのデータラベルとして扱われます。2つ目以降のプロパティは、折り線グラフの値として扱われます。
3つ以上のプロパティを持つオブジェクトが渡された場合、各オブジェクトから同じプロパティ番号の値をつなげてグラフを描画します。
開始番号
ソースデータの配列から、グラフの描画に用いる最初のインデックス番号を指定します。ここで指定したインデックス番号から、折り線グラフの描画を開始します。指定しない場合は、デフォルトで1が設定されます。
開始番号は、1から数えます。JavaScript上では、配列のインデックス番号は0から始まるので、値が1だけずれることに注意してください。
最大数
グラフにプロットする点の最大数を指定します。指定しない場合は、ソースデータに含まれるすべてのデータがグラフに描画されます。
値タイプ
ラベルタイプ
選択したデータ種別によって、設定できる項目が異なります。
Number
Date/Time
String
ツールチップ表示
トグルスイッチをONにすると、グラフにマウスを載せた際にラベルと値をボックスに表示します。
ダウンロード表示
トグルスイッチをONにすると、描画された折り線グラフを画像としてダウンロードするボタンが表示されます。
折り線グラフ設定
折り線グラフの表示設定を細かく調整できます。
X軸定義
「X軸定義」ボタンをクリックすると、設定パネルが開きます。
以下の項目を設定できます。
Y軸定義
「Y軸定義」ボタンをクリックすると、設定パネルが開きます。
以下の項目を設定できます。
展開方向
折り線グラフが展開する方向を指定します。縦方向、横方向から選択します。
軸レイアウト
折り線グラフの軸線の描画位置を指定します。以下の4つから選択します。
X軸をグラフの下部、Y軸をグラフの左に描画する
X軸をグラフの上部、Y軸をグラフの左に描画する
X軸をグラフの上部、Y軸をグラフの右に描画する
X軸をグラフの下部、Y軸をグラフの右に描画する
データ順序制御
トグルスイッチをONにすると、X軸とY軸の増加方向を反転させることができます。
以下の項目を設定できます。
データカラー
折り線グラフの色とシンボルの形状を、データシリーズごとに設定できます。
シンボルサイズ
プロットされた点上に表示するシンボルのサイズを指定します。
線の太さ
折り線グラフの線の太さを指定します。
線のスタイル
折り線グラフの線の描画スタイルを指定します。
面積表示
トグルスイッチをONにすると、0からプロットされた点までの面積を塗りつぶし表示します。
値表示
トグルスイッチをONにすると、グラフの値を表示します。
表示する位置は、プロット点の上、プロット点の下、プロット点の左、プロット点の右から選択します。
外観
高さ
グラフを表示する高さを数値で指定します。
凡例表示
トグルスイッチをONにすると、折り線グラフのラベル名とグラフの色を凡例として表示します。
以下の項目で表示を調整できます。
タイトル表示
トグルスイッチをONにすると、折り線グラフのタイトルを表示します。
以下の項目で表示を調整できます。
最終更新