データソース
このメニューでは、SQLデータベースやクラウドストレージなどの外部のデータソースの接続を設定できます。
また、管理画面で共通に用いるJavaScriptライブラリの読み込みや、定数を設定できます。
コンスタンツ
Dashcombで作成する管理画面全体で共通に用いる設定を行います。
JavaScript Utils
管理画面で共通利用するユーティリティ関数を、JavaScriptで作成することができます。
JavaScript Utils の入力欄に関数を記述し、 appendFunction() で関数をバインドします。
(例)指定した範囲の整数の配列を返す関数 range をユーティリティ関数に登録する
const range = (start = 0, end = 0) => {
return [...Array(end - start).keys()].map(x => x + start);
}
// global.utils.range() で呼び出しできる
appendFunction('range', range);
Dashcombの管理画面で、JavaSctipt 式を埋め込むことができる部分に作成したユーティリティ関数を利用できます。
{{ global.utils.range(1, 10).join() }}
// -> 1,2,3,4,5,6,7,8,9
JavaScript Library
JavaScript のライブラリを外部から読み込んで、Dashcombの管理画面で利用できます。
読み込みできるライブラリは、cdnjs が公開しているものとなります。
Libraries URLの入力欄に、読み込みしたいライブラリのURLを入力します。
ライブラリ名を入力すると、cdnjs がホストしているライブラリから候補が表示されます。目的のライブラリを選択すると、そのライブラリのURLが入力されます。
URLが入力したら、「追加」ボタンをクリックするとライブラリの読み込みが登録されます。
JSON Constants
Dashcombの管理画面で共通に利用する定数を、JSON オブジェクトを用いて定義することができます。
業務フローで用いられる固定値や、トークンなどのシステム上の定数値を共通化するために利用します。
環境
JSON オブジェクトを設定する環境を選択します。ステージング環境とプロダクション環境から選択します。
ステージング環境で設定したJSON オブジェクトをもとに、バリデーションのためのスキーマが生成されます。プロダクション環境用のJSON オブジェクトのプロパティと型は、ステージング環境用のJSON オブジェクトと一致している必要があります。
ステージング環境用のJSON オブジェクトとプロダクション環境用のJSON オブジェクトの定義に差分がある場合、エラーが表示されます。
JSON Constants
共通の定数値とするJSON オブジェクトの入力欄です。必要なプロパティを自由に追加することができます。
(例)日本の曜日名を定義する
{
"dayOfTheWeek": [ "日曜日", "月曜日", "火曜日", "水曜日", "木曜日", "金曜日", "土曜日" ]
}
(例)アクセストークンを定義する
{
"someAccessToken": "sx0UDSCuhjyxsXUUjMCWsaNzHP6FjGdu"
}
JSON Constants で定義された内容は、global.constants.JSONプロパティ名
で参照できます。
削除
「削除」ボタンをクリックすると、入力欄のJSON オブジェクトが削除されます。
保存
「保存」ボタンをクリックすると、JSON オブジェクトが保存されます。
データソース
クライアント側の現状やニーズに応じて、Dashcombはデータベース、API、クラウドストレージなどのデータソースと簡単に接続できます。クライアント側はご自身の業務の流れに応じて、Dashcombの画面を利用しながら、ご自身の既存のデータソースへアクセスすることとなります。
データソースでは、ひとつのデータソース設定につきステージング設定とプロダクション設定の二つの接続先を設定することができます。これによって、テスト環境や本番環境の切り替えがスムーズにできるようになります。

データソース接続の「利用状態」からは、現在のプランの現在利用数と最大利用数などを確認することができます。
各データソースへの接続手順は、以下のページを参照してください。
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